とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

戦国武将

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉2 (原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

タイムリープを繰り返し、その度に傍若無人な振る舞いによって家臣からの恨みを買い、最後は本能寺で討伐されるという人生を繰り返してしまった1巻とは打って変わって、なぜか明智光秀が戦国武将たちの盟主として君臨する世界にタイムリープした織田信長が、…

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉ (原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

久しぶりに漫画を読みたいと思い、戦国時代を舞台にした漫画はないものかと探していたら平積みされているこの漫画を見つけたので購入しました。 最近巷に吐いて捨てるほどある異世界転生ものの亜種の作品のようですが、織田信長が主人公で、戦国時代が舞台の…

戦国武将 前野長康ゆかりの地 前野屋敷跡

愛知県大口町にある堀尾跡公園から北へ車でわずか5分ほどの距離、江南市前野町というところに戦国武将前野長康ゆかりの地、前野屋敷跡があります。 前野長康は豊臣秀吉の最古参の家臣の一人で、まだ秀吉が木下藤吉郎と名乗っていたころから共に行動していた…

戦国武将 堀尾吉晴生誕地 御供所城

国宝松江城を築城した戦国武将堀尾吉晴の生涯を描いた小説「戦国はるかなれど」を読んで彼に興味を持ったので、自宅から比較的に近いゆかりの地を巡ってきました。 愛知県大口町にある八剱社一帯は、戦国時代には御供所城(ごごしょじょう)というお城があっ…

戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 中村彰彦 光文社時代小説文庫

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人に仕え、武勇だけではなく、敵方との難しい交渉を成立させて秀吉や家康から絶大な信頼を勝ち取った戦国時代のタフ・ネゴシエーター堀尾吉晴の生涯を描いた小説の下巻です。 堀尾吉晴はそれほどメジャーな戦国…

山内一豊の生誕地 黒田城

愛知県一宮市北部に位置する木曾川町にある黒田城跡に行きました。このあたりの住所は黒田字古城となっていて、まさにかつてここにお城があったということを物語っています。 ここは土佐24万石の初代藩主となり、司馬遼太郎の小説「功名が辻」で有名な山内一…

「「関ヶ原」の決算書」山本博文(新潮新書)800円+税

戦国時代の戦にはどんなことにどのくらいのお金がかかったのか、軍の部隊編成や武器や食料の調達、どこまでが自己負担でどこからが大名の負担だったのかを具体例や数字を交えながら詳しく解説しています。豊臣秀吉の天下統一以前と以後で戦争の仕組みにどの…

前田利家 帰参と飛躍のきっかけ 森部の戦い

頻繁に車が通り、交通量の多い長良川沿いの土手のすぐ下にある薬師堂に、かつてここで戦があったことを知らせる痕跡が残っています。永禄四年(1561)美濃の斎藤義龍が35歳で病死。 これを好機と見た織田信長は義龍の死のわずか三日後という電光石火の早さで西…

織田信長と斎藤道三が会見した聖徳寺

若き日の織田信長と美濃の蝮斎藤道三が会見したという、戦国ファンにとっての名シーンの舞台である愛知県一宮市冨田にある聖徳寺に行きましたとはいえ、今は寺は名古屋市内に移ってしまい、現在はバス停と当時の事を解説するプレートや石碑があるだけですが…

織田信長が村木砦の戦いで本陣を置いた村木神社

JR武豊線尾張森岡駅から始まる「90分で巡る織田信長戦いの跡」も村木砦跡、飯喰場とめぐって最後の目的地である村木神社にやって来ました戦いの跡を巡るルートをぐるっとたどると一時間以上かかりますが、村木神社から村木砦跡までは歩いても15分ほどなので、…