とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

歴史小説

戦国時代や戦国武将を扱っている小説

涅槃 垣根涼介 朝日新聞出版

下剋上の戦国時代においてさえ斎藤道三や松永久秀と並ぶ悪人と言われた武将、宇喜多直家を描いた上下合わせると900ページを超える長編小説です。 宇喜多直家の息子の秀家を主人公にした作品は以前読んだことがあるのですが、宇喜多直家に関してはよく知らな…

田中家の三十二万石 岩井三四二 光文社

僕は戦国武将ゆかりの地を巡るのが好きであちこち行っているのですが、ここ最近まったく意図せずに田中吉政という戦国武将の名前を耳にするということが立て続けにあって気になっていたところに書店で田中吉政を主人公にした小説を見つけたので、これはもう…

じんかん 今村翔吾 講談社

あらすじ 天正5年(1577年)松永弾正久秀が5年前に続き二度目の謀反を起こしたとの知らせが安土城にもたらされる。 謀反を起こすことを宣言した久秀からの書状を織田信長に届ければ、怒り狂い、自分まで八つ当たりで折檻されるのではないかと小姓頭の狩野又…

前田利家 戸部新十郎 光文社文庫

戦国武将、前田利家の生涯を描いた長編小説です。 作者は前田利家とは縁の深い石川県七尾市出身の作家、戸部新十郎です。 僕も石川県出身ということもあり、前田利家は戦国武将の中でも一番好きなので、前田利家を主人公にした小説は今までにもいくつか読ん…

黒牢城 米澤穂信 角川書店

荒木村重が織田信長に突如、反旗を翻し、居城である有岡城に一年近く籠城し、最後は悲劇的結末に終わった有岡城籠城戦。 この歴史的大事件をミステリー作家の米澤穂信さんが描いた歴史とミステリーが融合した重厚で骨太な作品です。 籠城している有岡城内で…

戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 中村彰彦 光文社時代小説文庫

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人に仕え、武勇だけではなく、敵方との難しい交渉を成立させて秀吉や家康から絶大な信頼を勝ち取った戦国時代のタフ・ネゴシエーター堀尾吉晴の生涯を描いた小説の下巻です。 堀尾吉晴はそれほどメジャーな戦国…

新史太閤記(上)(下) 司馬遼太郎 新潮文庫

歴史小説の巨星、司馬遼太郎が描く、とにかく明るい豊臣秀吉です。 派手な演出、パフォーマンス、サプライズ、が大好きで、人を喜ばせるにはどうすればいいか、そればかり考えて、人たらしの天才とまで呼ばれるようになり、ついには天下を統一してしまった男…