名古屋市中川区荒子にある、前田利家生誕の地と言われる荒子城跡に行ってきました(前田城誕生説あり)。
入口の立て札によると、荒子城は天文年間(1532～55)に前田利家の父である前田利昌が築城したと伝わっています。
その後、利家の長兄の利久、次に利家が城主となり、その後利家の長男の利長が城主を勤めたとあります。
そして天正9年に前田利長が越前府中城に移ると廃城になったとあります。
当時の縄張りは東西約68メートル、南北約50メートルの長方形で一重の堀を巡らしてあったようです。
残念ながら現在は当時を偲ぶような遺構は無く、神社となっています。
また、周囲は広くて立派なお屋敷が建ち並ぶ高級住宅街となっています。
荒子城については利家と妻のまつとの出逢いや、兄の利久との城の明け渡しの事など色々と前田利家の人柄をあらわすエピソードがあるようなので、どんどん勉強していきたいと思います。
