前田利家が初陣を果たした萱津の戦いの古戦場から程近いところに立派な山門や三重の塔がある大きなお寺があります。
尾張四観音とは徳川家康が名古屋城を築城した際に城から見て鬼門の方角にある四寺(荒子観音寺、甚目寺、龍泉寺、笠寺)を鎮護の寺として定めたものです。
甚目寺は推古天皇五年(597)に地元の漁師の甚目龍麿(はだめたつまろ)という人が漁の網にかかった観音像を近くの砂浜に堂を建てて安置したのが始まりだそうです。
戦国時代には織田信長や徳川家康の保護を受けて繁栄し、豊臣秀吉から160石、徳川義直から300石を寄進されました。
天正十三年(1586)の天正地震では大きな被害を受けて、大規模な修繕が行われ、仁王門には福島正則が寄進したという仁王像が今も安置されています。
この仁王門と三重の塔を始め、いくつもの重要文化財が甚目寺にはあります。
特に三重の塔は全国有数の高さを誇ります✨
駐車場もあるので車でも行けますし、名鉄津島線甚目寺駅から歩いて5分と便利な場所にあるので行きやすいです🎵
広い境内で緑も多く、重要文化財に指定された趣ある建物を堪能して癒されました。