「90分で巡る織田信長戦いの跡」のルートを歩いた後にJR武豊線尾張森岡駅のすぐ隣の駅の緒川駅で降りて村木砦の戦いにおけるもう一つの舞台となった緒川城跡に行ってきました🎵
尾張森岡駅は小さな無人の駅で、周りは田んぼや閑静な住宅街といった印象でしたが、一つ隣の緒川駅を降り立つとすぐ近くにイオンモール東浦という巨大なショッピングモールがあって新型コロナの緊急事態宣言が解除されてそれ程たっていないにもかかわらず、多くの人が訪れていて、周辺の道路では渋滞が発生していました💧
緒川城は駅を降りてイオンとは線路をはさんで反対側の住宅街の中にありました。駅からは歩いて15分程です。
文明年間(1469~1487)に水野貞守が築城し、以来水野信元まで水野氏の居城となっていました。
現在では児童公園の一角に土塁の一部が残るのみとなっています。
時間が無くて行けなかったのですが、城跡の近くには於大公園という大きな都市公園があって、そこにある乾坤院という寺院の総門は緒川新城が廃城になった時に移築されたものだそうです。
織田信長は嵐をついて海を渡った後に緒川城に入り水野信元と軍議を開き、その後近くで野営して翌朝になって村木砦に向かったそうです。
小説「嵐を呼ぶ男!NOBUNAGA」杉山大二郎(徳間書店)には海を渡って緒川城に入城し、水野信元のもとに駆けつける信長の姿が感動的に描かれているので読んでみて下さい❗