萱津の戦いで大和守織田家を倒し、稲生の戦いで弟の織田信勝を下し、尾張統一目前の織田信長に最後に立ちはだかったのが尾張上四郡を支配していた織田家の嫡流伊勢守織田家です。
岩倉城の織田信安が長男の信賢に追放されるとこの内紛に乗じて信長は犬山城の織田信清と共に3000の軍勢で信清の軍勢3000と浮野で激突しこれを破りました。
この戦で前田利家は敵の首一つを上げました。
また、利家の弟の佐脇良之が敵方で随一の弓の名手であった林弥七朗を自分の右肘を斬られて負傷しながらも討ち取りました。
伊勢守織田家には前田利家の父である前田利春の弟の前田左馬じょう兼利が侍大将をしていましたが長男源介と共に討ち死にしたということです。
当時は木曽川が流れにまかせて分流し、浮野の近辺も浮野川という川が流れていたということですが、今では周辺は竹藪や田んぼ、住宅地になっています。
現地には石碑などがたっているだけですが、小さいながらも駐車場もあり行きやすいです🎵
また、浮野の戦いやその後の事が書かれたパンフレットも置いてありとても親切だなと思いました。
