台風10号の影響がまだ残っているのか、スッキリしない空模様の下名古屋城に行ってきました。
名古屋城に行くには名古屋駅からだと地下鉄桜通線で丸の内駅まで行って、そこから鶴舞線に乗り換えて浅間町駅で降りるのが一番近いです。
近いとは言ってもそこから歩いて10分程かかりますが。
2020年9月現在の名古屋城はコロナウイルスの影響で観光客も激減していることもあって逆にゆっくり見学が出来ました。
ただし、天守閣は木造への建て替えの準備のために現在は入ることができません。
また、建て替えの工事に伴って立ち入り禁止のエリアがたくさんあるので注意が必要です。
そんな中で今、場内で楽しめるものといえばおもてなし武将隊のアクロバティックなショーと本丸御殿です。
入場料500円でこれだけのものが観られるなんてお得ですね。
あいにくショーの方は時間が合わず観ることができませんでしたが、本丸御殿はゆっくり観ることができました🎵
去年来たときは外国人観光客などの大行列に遭遇して見学を断念したのですが、今は人も疎らでゆっくりじっくり観賞出来ました。
名古屋城本丸御殿は尾張藩主の住居や政庁として使われたり、江戸の将軍が訪れたときの宿舎としても使われて、戦前は城郭として天守閣とともに国宝に指定されましたが、昭和20年の空襲で焼失しました。
しかし、詳細な資料は幸い戦火を免れたので、その資料をもとに正確に再現されたということです✨
見所はやっぱり襖や天井に画かれた狩野派の絵画や欄間の透かし彫り、飾り金具の豪華絢爛な伝統美です。
金色に輝く金箔の襖に画かれた花や鳥、獣たち、今にも飛び出してきそうなほど美しく精巧に彫られた欄間の野鳥たちに目を奪われました。
これらの武家風書院造の様式美をゆっくり堪能できて幸せなひとときでした🎵
今回はあまり時間が取れず、本丸御殿に絞って見学しましたが、門や櫓など、名古屋城の見所は他にもたくさんあるので、次に来たときは是非そちらの方もゆっくり観てみたいと思いました。