とっく~ブログ 

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「ラプラスの魔女」東野圭吾(角川文庫) 760円+税

東野圭吾さんの作品はガリレオシリーズをはじめ今までもたくさん読んできたのですが、失敗する事が全然無いので、誰かにお薦めの本は有るかと聞かれた時にはいつも東野圭吾さんの作品を読むようにと言っています。

それほど東野圭吾作品は面白くて魅力的なので、普段あまり読書をしないと言う人にも自信をもって薦められると思っています。

東野圭吾さんの作品はたくさん有るのでまだまだ読んでいない作品がいっぱいあって、この「ラプラスの魔女」もその一つでした。

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2018年には映画化されているのも知っていたのですが、他にも読みたい本が色々ありすぎて後回しになっていました。

温泉地で起こった硫化水素中毒による死亡事故は単なる不幸な事故だと思われたが、疑問に思った刑事が調べを進めると疑惑が次々と明らかに。

一方、事故調査を依頼された地球化学者が出会った不思議な力を持つ少女が探している人物とは誰なのか?

過去に高名な映画監督の家族に起こった硫化水素自殺と今回の事故との関係は?

謎がどんどん出てきて伏線がどのように回収されるのか先が気になって気になってページをめくる手が止められませんでした。

後半で明らかになってくる驚愕の真実が国家まで絡んでくる壮大なスケールで度肝を抜かれました❗

物理の歴史や法則、脳科学などにも触れられていて知的好奇心も刺激されました✨

映画もDVDを借りて観賞したいと思います🎵

これからも東野圭吾作品を全て読破するつもりで読んでいきたいです。

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