とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

「花散らしの雨 みをつくし料理帖」高田郁(ハルキ文庫) 571円+税

大坂の洪水で両親を亡くし江戸に出てきた少女が温かい江戸の人々に支えられながら困難に立ち向かい料理人として成長していく感動の時代小説の第2巻です。

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一生懸命考え工夫した料理をライバルの一流料理屋に真似されたり、大切な幼なじみが大怪我したり、大恩のあるお隣の親子が麻疹にかかって生死の境をさ迷ったりと次々と苦難に襲われる主人公の澪。

それでも自分の才覚と周りの温かい人たちの助けを借りながら困難を乗り越えて成長していく姿に読んでいて涙腺が弛みっぱなしでした✨

今後の澪にどんな困難が待ち受けているのか、それをどう乗り越えていくのか、応援せずにはいられなくなりました❗

澪の成長していく姿をこれからも見守っていきたいです。

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