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日本の名所旧跡巡りや自然の絶景、花の写真など

愛知県津島市津島神社のツツジ

愛知県津島市にある藤の花の名所、天王川公園のすぐ近くには、1500年くらい前からこの地に鎮座する、歴史が深く、しかも大きくて立派な神社、全国約3000社の天王信仰の総本社である津島神社があります。

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津島神社の鳥居と楼門

 

創建当時は「津島社」と呼ばれていましたが、やがて神仏習合によって「牛頭天王」を祭神として「牛頭天王社」となり、地元では今でも「津島の天王さま」と呼ばれて信仰を集めています。

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楼門

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本殿

戦国時代から江戸時代にかけては織田信長豊臣秀吉尾張徳川家などから厚い信仰を受けて多くの寄進を受けたそうです。

 

神社正面に立派に立って威容を誇っている楼門は豊臣秀吉、本殿は徳川家康の四男松平忠吉の妻、南側の門は豊臣秀吉の息子秀頼による寄進だそうです。

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楼門

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本殿

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南門


400年以上も前に戦国武将たちはどのような願いを込めて神社に参拝していたのでしょうか?

 

津島神社は疫病退散や病気平癒にご利益があるということで、豊臣秀頼は当時最晩年だった父、秀吉の病気が治ることを願って南門を寄進したそうです。

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また、本殿を寄進した松平忠吉の妻も当時は危篤状態に陥った夫の病気平癒を願って寄進したものと思われます。

 

僕が訪れた時にはちょうど、お祓いか、ご祈禱のような儀式が行われていて、辺りには、厳かに太鼓の音が響き渡り、神官の祝詞の声が聞こえてきて境内は厳粛な雰囲気に満ちていました。

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疫病退散にご利益があるということなので、僕もコロナが早く終息するようにとお祈りしてきました。

 

豊臣秀吉が寄進して、国の重要文化財にも指定されている楼門を正面に見て右手につつじがきれいに咲いている庭園がありました。

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庭園と鳥居

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庭園と鳥居

規模はそれほど大きくはないのですが、池もあってきれいに整備された日本庭園でした。

 

楼門や本殿といった檜皮葺きの歴史的建造物の屋根をバックに色とりどりのつつじが咲いている光景はとても絵になります。

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楼門の屋根と庭園

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本殿の屋根と庭園

そんなことは全く知らずに来たのですが、思いがけず美しい景色を見ることができてラッキーでした。

 

津島神社では時期によっては花手水も見ることができるそうなので、機会を見つけてまた訪れたいとおもいます。