三国志で有名な名軍師の諸葛孔明は、五丈原の戦いの最中に陣中で病死するが、なぜか現代の日本の東京、渋谷のど真ん中に転生する。
そこで知り合った駆け出しの歌手、月見英子に才能を見いだし、彼女の軍師となって歌手の頂点を目指す❗という内容です。
4巻で超巨大野外フェスへの出場権を賭けての勝負に勝利した英子でしたが、本番で披露するオリジナル楽曲が1曲しかないのが悩みでした。
そこで孔明がジャズシンガーとしてマルチな才能を持つ若月三兄弟に曲の提供を依頼するのですが三人の仲は最悪で一旦は断られてしまいます。
そこで孔明が三兄弟を仲直りさせるために戦略を練りDJとなって彼らと英子のコラボしたライブを開催することに。
はたして孔明は三兄弟を仲直りさせて英子が野外フェスで披露する楽曲を提供してもらえるのか…というのが5巻のあらすじです。
5巻は家族の絆をテーマにしたようなエピソードが続きます。
なぜ三兄弟は仲が悪いのか、どうすれば彼らを仲直りさせられるのか、孔明がどんな戦略を使ってこの困難を乗りきるのか、読んでいてハラハラワクワクしました。
また、三兄弟が幼い頃の母親との回想シーンは悲しくて切なくてホロッと涙が溢れました。
孔明の戦略が奇想天外で、笑えてしかも痛快でスカッとしました。
後半は新たな問題が立ち上がり、英子の過去や家族について明らかになります。
こちらのエピソードは6巻に持ち越しになったので7月に発売されるという6巻ではどの様な展開が待っているのかとても楽しみです❗