とっく~ブログ 

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2021年6月に読んだ小説

今年は5月16日に観測史上2番目の早さで梅雨入りした東海地方ですが、6月に入ってからは梅雨の中休みなのか雨が降る日も少なくて、休日はちょこちょこ近くには出かけていたのですが、やはりコロナ禍の緊急事態宣言発令中ということもあって大手を振って遠出することもできず、せいぜい近所のスタバでコーヒーを飲みながら読書をして休日を過ごすことが多かったです。

 

おかげで今月は、わりと読書がはかどり、漫画を含めると13冊の本を読むことができました。

 

内訳は、小説が5作品7冊、漫画は4作品6冊です。

 

ここでは読んだ小説を順番に紹介します。

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2021年6月に読んだ本
  1. 「小夜しぐれ みをつくし料理帖」 高田郁 ハルキ文庫
  2. 「心星ひとつ みをつくし料理帖」 高田郁 ハルキ文庫
  3. 「小説8050」 林真理子 新潮社
  4. リボルバー」 原田マハ 幻冬舎
  5. 「雄気堂々(上)」 城山三郎 新潮文庫
  6. 「雄気堂々(下)」 城山三郎 新潮文庫
  7. 「オルタネート」 加藤シゲアキ 新潮社

ジャンルを意識して読んだわけではありませんが、今月はたまたま歴史・時代小説が多めでした。

 

今月読んだ作品はどれも面白く、読み始めるとたちまち物語の中に引き込まれて容易に抜け出すことができずに一気に読んでしまうものばかりでした。

 

特に、渋沢栄一を主人公にした作品「雄気堂々」は、幕末から明治にかけての激動の時代を駆け抜けた人々を描いた熱い作品であり、上下巻合わせて1000ページ近い大作でしたが、登場人物たちの先行きが気になってどんどん読めたし、幕末志士たちの行動力や考え方には読んでいて大いに刺激を受けました。

 

また、僕は普段は恋愛小説や青春小説といったジャンルは退屈な感じがしてあまり好きではなく、読んだとしても途中でやめてしまうことも多いのですが、「オルタネート」は直木賞本屋大賞にもノミネートされた話題作ということで読んでみると意外と面白くてサクサク読むことができました。

 

特に部活動を頑張っている登場人物たちには結果が気になってけっこうのめり込んでしまいました。

 

そのほかの作品も心に残るものばかりでした。

 

7月は梅雨の末期でまた雨の多い日が続くことが予想されるので、ゆっくり読書に浸りたいと思います。

 

来月はどんな作品に出会えるのか今から楽しみです。


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