愛知県の緊急事態宣言が6月20日で解除されたので、本を買いに名古屋の大型書店に行ってみることにしました。
電車に乗るのは感染のリスクを考えて少し躊躇したのですが、ほかの人も考えは同じなのか、土曜日の午後にしては名鉄電車の車内はそれほどの込み具合でもなく、過密な状態ではありませんでした。
名古屋駅に着いてからも待ち合わせの定番スポットである金時計周辺のメインの通りは、すごいときには下を見ても床面が見えなくて、すれ違うのもやっとというような過密状態の時もあるのですが、余裕でまっすぐ歩けるほどの人通りで、ちょっと物足りなさを感じるほどでした。
お目当ての三省堂書店は名古屋駅ビルに隣接するJRゲートタワービル内のタカシマヤゲートタワーモール8階にあります。
8階フロアすべてが書店になっていて、1フロアとしては東海地区最大級の広さを誇っている三省堂書店に行くのは毎回ワクワクして、早く着きたくて、ついついエスカレーターを階段のように上ってしまいたくなります。
児童書、漫画、雑誌からビジネス書や文庫、新書、さらには文芸書、専門書まで何でもそろっていて、眺めているだけでも楽しくて、どんどん時間が過ぎて、気が付けば3・4時間たっていることも。
今回も本当は何時間でも居たいところでしたが、まだまだコロナ禍は続いていて、蔓延防止等重点措置も出ているので、今回はあらかじめほしい本を行く前にある程度決めて、それだけ買ったらすぐに帰ろうと決めていました。
とはいえ、いざ行ってみると、今年初めて来たこともあって、いつも以上にわくわく感や高揚感がふつふつと湧き上がってきてついつい店内をうろうろしてしまい、ズラッと平積みされている本を眺めているとあれも読みたい、これも読みたいとほしい本が次々に出てきてしまいました。
そうはいっての予算は限られているので悩みに悩んで、気が付けば結局軽く1時間以上経過していました。
予算など気にせずにいつかマイケルジャクソンの買い物のように棚の端から端までほしい本を買って帰るというのが僕の夢です。
今回は悩みに悩んでミステリーや歴史小説の賞で1位を獲得した作品や、次回の直木賞にノミネートされた作品、人気作家の新刊、売上ランキングで1位になった新書など、話題の本に絞って買ってきました。
- たかが殺人じゃないか 辻真先 東京創元社
- 白鳥とコウモリ 東野圭吾 幻冬舎
- 琥珀の夏 辻村深月 文芸春秋
- 新謎解きはディナーのあとで 東川篤哉 小学館
- 臨床の砦 夏川草介 小学館
- 高瀬庄左衛門御留書 砂原浩太郎 講談社
- 白村江 荒山徹 PHP文芸文庫
- 生物学的にしょうがない 石川幹人 サンマーク出版
- スマホ脳 アンデシュ・ハンセン 新潮新書
ほかにも涙を吞んで買うのをあきらめた本もいくつもあるので今回買った本を読み終えたらまたすぐに買いに行きたいと思います。