とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉ (原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

久しぶりに漫画を読みたいと思い、戦国時代を舞台にした漫画はないものかと探していたら平積みされているこの漫画を見つけたので購入しました。

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(1) (ヤングマガジンコミックス)

最近巷に吐いて捨てるほどある異世界転生ものの亜種の作品のようですが、織田信長が主人公で、戦国時代が舞台のようなので一応チェックしておくかということで読んでみることにしました。

 

傍若無人な振る舞いで家臣の気持ちや都合など全く顧みない織田信長が何度もタイムリープして、そのたびに家臣の恨みを買い、本能寺の変で討伐されてしまうということを繰り返すというギャグマンガです。

 

家臣に対し無理難題を押し付け、家族に犠牲を強いる、家臣の熱意を無下にして罵詈雑言を浴びせかけるブラック企業のボスのような織田信長

 

家臣のことを生殺与奪をふくめて当主の意のままに動かす道具としか思っていない織田信長に対し、突然現れた謎のしゃべるクマのぬいぐるみが与えた試練「人間を殺すな」を信長は実行できるのか。

 

何度人生をやり直しても誰かに本能寺の変をおこされて、少しずつ歴史が変わっていくところがまるでRPGのようですが、伏線もあって、これからどのように展開していくのか楽しみです。