東海地方の緊急事態宣言もようやく解除されたので、久しぶりに遠出しようと思い立ち、一宮市から電車で1時間ほどかけて、徳川家康が誕生した岡崎城に行ってきました。
名鉄東岡崎駅北口から歩いて20分ほどのところに岡崎城があります。
現在は公園として整備されていて、1959年に再建された復興天守閣は主に江戸時代の岡崎市について紹介する施設になっていて、入場料は210円です。
施設の中は鎧兜や刀剣、岡崎城の模型などが展示されているほか、歴史について学べる映像なども見ることができます。
残念ながら撮影は禁止だったので写真は撮れませんでしたが、最上階は展望施設になっていて、岡崎市内を360度見渡すことができました。
また、岡崎城公園の入り口である大手門をくぐると右手前方に立派なコンクリートの建物が見えますが、こちらは「三河武士のやかた家康館」といって、鎌倉時代から徳川家康の時代までの三河武士の歴史が学べる施設になっています。
特に家康の生涯に関してはいろいろな映像による教材がそろっていて楽しく学ぶことができます。
中でも関ケ原の合戦はジオラマと映像と声による合戦の描写が鬼気迫るほどの迫力で、とても見ごたえがありました。
また、体験コーナーで槍や火縄銃、太刀などを実際に持つことができ、ずっしりとした重みを体感することができました。
他にも公園内は家康の出世にあやかったパワースポットや、岡崎は石の三大生産地の一つということで御影石を使った石垣や石像、武将たちの銅像など見どころがたくさんありました。
中でも30分に一回徳川家康が能を舞うからくり時計はなかなか見ごたえがあって、鼓の音や謡なども本格的だし、途中で素顔から能面を被るところがあってからくり人形の精巧さ感じられました。
駆け足で回ったのでざっとひと通り見ただけでしたが結構楽しめました。
春に城の横を流れる乙川の桜並木がピンクに染まり、桜が散った後には五万石藤という見事な藤棚を見ることができるそうなので、来年の春にはまた訪れてみたいと思いました。