岡崎城公園は文化財の復興や再建などにはあまり力を入れている印象はなく、岡崎市の象徴または市民の憩いの場という位置付けのようです。
なので、公園の中には武将達の銅像やからくり時計、家康縁のスポットなどが点在していてそれらを巡るのも楽しいです🎵
公園入り口の大手門をくぐると右手には三河武士のやかた家康館がありますが、その横には徳川四天王の一人、本多平八郎忠勝の銅像が館を守るようにドンとかまえています。
忠勝の銅像の後方に隠れるようにある石像は家康が三方原の戦いで武田信玄に敗れたときに画かせたという、しかみ像を立体化させたものです。
ちなみに、しかみ像の本物は名古屋市の徳川美術館に収蔵されています。
また、本多忠勝の銅像の左手にはからくり時計があって、毎時00分と30分に徳川家康が能を舞うからくり人形を見ることが出来ます。
途中で翁の面を被るところがみもので、ほんの一瞬で顔が切り替わるのでまばたき禁止です。
最後に人生の教訓めいたありがたいお言葉もあるので最後まで見て欲しいです。
持仏堂曲輪には家康公出世ベンチというのがあって、地元岡崎でとれた石を使って地元の石職人が造ったものだそうです。このベンチに座れば出世間違いなし⁉️
岡崎城天守閣の裏手に位置する坂谷曲輪には東照公えな塚といって家康が産まれたときに胎盤を埋めたと伝えられる場所がありますがお城の裏手の木の陰にひっそりとあったので、なかなか見つけられませんでした。
公園に入るだけなら無料だし、お茶屋など一服できるところもあるので家族でふらっと出掛けるのにもいいかもしれません。
今回は初めて訪れたので、東照公産湯の井戸とか、天守閣石垣の鏡石など見落としてしまったものも幾つかあるのでまた行ってみたいと思います。