秀吉清正記念館は戦国武将の豊臣秀吉と加藤清正の生誕地である愛知県名古屋市中村区にある中村公園の西側にある中村公園文化プラザという図書館や小劇場などが入った総合施設の2階にあります。
開館時間は午前9時30分から午後5時までで、毎週月曜日と第4火曜日は休館日です。
目の前には26台止められる駐車場があって1回300円で止められますが、図書館や中村公園を利用する人も来るので日によっては満車のこともあるかもしれません。
おすすめは名古屋市営地下鉄東山線を利用して「中村公園駅」で下車してちょっと歩くことです。地上に出ると目の前に豊国神社の高さ24メートルある巨大な赤い鳥居がそびえています。
僕はこのことを知らなくて、グーグルマップに案内されるまま最寄り駅である「中村日赤」という駅で降りてしまい、鳥居を見逃してしまいました。
後でこのことを知って、次に行くときは「中村日赤」より少し公園からは遠くなってしまうのですが、必ず「中村公園駅」で降りて歩こうと思っています。
これも後から知ったことですが、この鳥居のある参道を歩くと武将の案内板も設置してあって歴史好きには楽しめる道になっているようです。今回は急に思い立ったこととはいえリサーチ不足が否めない旅となってしまいました。
まあそれはともかくとして、秀吉清正記念館は入館は無料で、しかも博物館にしては珍しくすべて撮影もOKとなっています。
常設展では、普段なら秀吉・清正とその時代を映像なども用いて紹介しているとのことですが、残念ながら、僕が訪れた時にはコロナの影響で映像設備はすべて使用中止になっていました。
それでも、秀吉や清正が使用した鎧兜や刀、直筆の文書などが展示されていて、なかなか見ごたえがありました。
映像設備は見ることができませんでしたが、その代わり、今はちょうど秋の特別展「ねねと秀吉の遺宝ー近江木下家資料ー」という特別陳列が行われていて、12月5日(日)までやっています。
豊臣秀吉の正室である北政所ねねの実兄の家系の家に伝わるねねの遺品で、近江木下家は秀吉のことを礼賛することが憚れた江戸時代において徳川家の旗本として幕府に仕えながらもずっとこれらの遺品を守り続けてきたのでした。
秀吉清正記念館では毎年秋にはこのような特別陳列を行っているということなので、チェックしていきたいと思います。
リサーチ不足も含めて、コロナが終息して設備が完全に使えるようになったら、また訪れてみたいと思います。