金華山山頂にある岐阜城、金華山の下にある岐阜公園と散策して、最後は岐阜公園の一番南の端にある岐阜歴史博物館を見学しました。
岐阜歴史博物館は美濃地方の歴史や文化を紹介する施設で、原始時代や縄文時代の出土品から近代の産業機械まで幅広い展示のほかに長良川鵜飼の資料や美濃和紙を使った傘やうちわ、提灯などの美濃地方ではぐくまれた文化も紹介されています。
本来は1階、中2階、2階と三つの階の施設を見学したり利用したりできるのですが、今はコロナの影響で2階の総合展示室しか利用することができません。
総合展示室は博物館のメインの展示施設で、原始時代から戦国時代、江戸時代から明治大正昭和の近現代の資料をを工夫を凝らして展示しています。
特に戦国時代の岐阜城からの眺めを再現したジオラマは見ごたえがありましたが残念ながら撮影禁止でした。
下の写真は別のジオラマです。
また、この時代の岐阜城や岐阜の街を案内しながら解説する映像はわかりやすく、織田信長の声を俳優の高橋英樹が演じるなどなかなか豪華です。
また、織田信長の時代の楽市楽座が行われた街の風景が再現された撮影可能なエリアもあります。
早くコロナが完全に収束して、これらの施設も完全な形で使えるようになってほしいです。
帰るころにはすっかり日が暮れて、クリスマスシーズンということもあり、JR岐阜駅はクリスマスイルミネーションがきれいでした。
マスクをつけた金色の織田信長像が見送ってくれました。