1987年10月、能登半島のH市で一人の女子中学生が忽然と消息を絶った。
少女はその3ヶ月前、一学期の終業式の夜に友達6人でUFOを呼ぶ儀式をおこなっていた。
それから17年後、他の5人のメンバーもそれぞれに過酷で不思議な人生を歩んでいた。
ある者は新興宗教にかぶれ、ある者は精神を病み、ある者は自殺した。
消息を絶った少女はどうなってしまったのか、他のメンバーの運命はどうなるのか、先が気になってサクサク読めました❗
また、宗教や哲学、民俗学に量子論などを駆使して目に見える世界が全てではなく、人間が知ることが出来ることにも限界があることが語られています。
知的好奇心を刺激されるとても良い作品でした❗