とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゴーストハント2 人形の檻」小野不由美(角川文庫) 760円+税

大ヒット中華ファンタジー「十二国記」の作者で「残穢」や「営繕かるかや怪異譚」などのホラー小説も手掛ける小野不由美さんの原点とも言える作品ゴーストハントシリーズ第2作目です。戦前に建てられた古い洋館で起こるポルターガイスト現象の謎にに霊能者た…

「環境問題の嘘 令和版」池田清彦(MdN新書) 891円

フジテレビで放送している「ほんまでっかTV」に出演している生物学者の池田清彦先生が環境問題をぶった斬るちょっと過激な本です。人間の経済活動によって二酸化炭素が増加し、地球が温暖化しているというのはまやかしであって、CO2削減によって儲かる人々が…

映画「ラプラスの魔女」を観賞

映画「ラプラスの魔女」は東野圭吾さんの小説が原作で2018年5月に上映されました。メガフォンをとったのは映画についてあまり知識のない僕でも名前を知っている程有名な三池崇史監督です。僕は三池崇史監督作品では今までに「藁の盾」と「悪の教典」という作…

「烏は主を選ばない」阿部智里(文春文庫) 720円+税

「八咫烏」の一族が住み、金烏と呼ばれる帝が世を治める「山内」という世界で繰り広げられる後継者争いを描いた、平安時代を彷彿とさせる和風ファンタジー八咫烏シリーズの2作目です。地方豪族の次男坊にすぎず、その無能ぶりからぼんくらとあだ名される雪哉…

「想い雲 みをつくし料理帖」高田郁(ハルキ文庫)

大阪の水害によって両親を失くした少女が江戸で一流の料理人を目指し多くの困難や壁にぶつかりながらも、大切な人たちに助けられ支えられながら成長していく感動の人情物語です。「想い雲」は、みをつくし料理帖シリーズ3作目です。今回も1作目、2作目同様…

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観賞

東野圭吾の小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川文庫)を読んだら映画も観たくなったので、さっそく近所のGEOに行ってDVDを借りてきて観賞しました。映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は廣木隆一監督作品で、2017年9月23日から公開されました。主演はHey!Say!JUMMPの…

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野圭吾(角川文庫) 680円+税

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は2012年に発売された日本を代表する作家の一人である東野圭吾さんが描いた感涙のファンタジー小説です。ある屋敷に忍び込んで強盗をはたらいた3人の若者が逃走中に逃げ込んだ、昔は雑貨屋だったという古い空き店舗で体験する不思議な…

岐阜かがみはら航空宇宙博物館の「おかえり❗はやぶさ2」展

僕の子供の頃は宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、機動戦士ガンダムといった宇宙を舞台にしたアニメが大きなブームで、僕と同世代の少年たちは宇宙船や戦闘機、ロボットなどのメカに憧れを持っていました。岐阜かがみはら航空宇宙博物館はそんなかつての少年たち…

「暴虎の牙」柚月裕子(角川書店) 1800円+税

昭和50年代後半の広島県を舞台に、愚連隊と暴力団の抗争を描く「孤狼の血」シリーズの完結編です。第1作の「孤狼の血」と第2作の「凶犬の眼」は昭和の終わりから平成にかけての広島県を舞台にした暴力団同士の抗争を暴力団係のベテラン刑事と新米刑事のコン…

「星の子」今村夏子(朝日文庫) 620円+税

新興宗教にのめり込む両親と受験や恋、友達との関係に悩む普通の中学生ちひろが、親戚や近所など周囲との軋轢にあいながら強く生きていく物語です。新興宗教が絡んでくる作品は今までにも読んだことがあって、角田光代の「八日目の蝉」とか、中村文則の「教…

「生き物の死にざま はかない命の物語」稲垣栄洋(草思社) 1400円+税

子供の頃は昆虫をはじめいろんな生き物に興味があって、野性動物のドキュメンタリー番組や図鑑などを日がな一日眺めていました。大きくなるにつれて生き物に対する関心は薄れていき、興味の対象は他のものに移っていきましたが、今でも時々思い出したように…

GO TO読書をやって欲しい

全国での新型コロナウイルス新規感染者が2000人を超える日が出てきて、日に日に重症患者や死者の数も増えてきています。それでも国はGo Toキャンペーンを止めようとせず、中途半端に小出しで自粛や規制の処置を行っています。昨日も菅総理と小池東京都知事が…