2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
戦国時代の日本が大航海時代をむかえたスペインやポルトガルを主としたヨーロッパ諸国からどの様に見られていたのか。 ヨーロッパ諸国の視点から見た秀吉や家康といった天下人の外交戦略を解説したとても興味深い内容の本です。著者の平川新さんは江戸時代な…
若き日の織田信長と美濃の蝮斎藤道三が会見したという、戦国ファンにとっての名シーンの舞台である愛知県一宮市冨田にある聖徳寺に行きましたとはいえ、今は寺は名古屋市内に移ってしまい、現在はバス停と当時の事を解説するプレートや石碑があるだけですが…
初心者向けのお城の解説書です。お城についても色々勉強したくて今までも何冊もお城に関する本を買って読んだのですが、その中でも一番丁寧でわかりやすかったです。城の見所について天守や櫓、土塁、堀などを幾つかのタイプに分類してそれぞれを簡潔に説明…
2002年にNHK大河ドラマとして放送された「利家とまつ~加賀百万石物語~」の原作後編です。後編は前田利家が越前府中に領地を与えられてから本能寺の変、賤ヶ岳の戦い等の難しい局面を生き抜き豊臣政権のナンバー2にまで登り詰めて加賀百万石の礎を築くまでの…
萱津の戦いで大和守織田家を倒し、稲生の戦いで弟の織田信勝を下し、尾張統一目前の織田信長に最後に立ちはだかったのが尾張上四郡を支配していた織田家の嫡流伊勢守織田家です。岩倉城の織田信安が長男の信賢に追放されるとこの内紛に乗じて信長は犬山城の…
2002年にNHKで放送された大河ドラマ「利家とまつ」の原作作品です。加賀百万石の礎を築いた前田利家とその利家を支えた妻のまつを主人公にした上下二巻のうちの上巻です。 上巻では生まれ故郷の尾張国荒子で傾奇者として周りから疎ましく思われている14歳の犬…
愛知県岩倉市にある名鉄岩倉駅から歩いて10分程のところにあるのが岩倉城跡です。近くに大きなアピタが建つ大通り沿いに油断していると見逃してしまうほどひっそりと今は石碑が建ってるだけで遺構なども残っていません。しかし戦国時代には東西約104メートル…
佐々成政が誕生した比良城から南へ車で5分程の所に蛇池があります。今では野球場やテニスコート、遊具施設もある公園として整備されていて、春には千本桜が咲き乱れる名所にもなっています。この蛇池には大蛇が住むと言われ、又左衛門という者が目撃したとい…
前田利家のライバルとして数々のエピソードを持っている佐々成政。その成政が誕生したのが現在では愛知県名古屋市西区の閑静な住宅街の中に建つ光通寺というお寺。かつての比良城です。比良城は天文年間(1532~1555)に佐々成政の父である佐々成宗が築城し、…
前田利家の生涯や関わりのあった戦国武将の紹介、利家や加賀藩ゆかりの城跡や神社仏閣を訪ねて解説した本です。第2章では織田信長や豊臣秀吉、徳川家康といった戦国三英傑といった有名武将から、他の本ではあまり触れられていない長束正家や増田長盛などの武…
「90分で巡る織田信長戦いの跡」のルートを歩いた後にJR武豊線尾張森岡駅のすぐ隣の駅の緒川駅で降りて村木砦の戦いにおけるもう一つの舞台となった緒川城跡に行ってきました尾張森岡駅は小さな無人の駅で、周りは田んぼや閑静な住宅街といった印象でしたが、…
JR武豊線尾張森岡駅から始まる「90分で巡る織田信長戦いの跡」も村木砦跡、飯喰場とめぐって最後の目的地である村木神社にやって来ました戦いの跡を巡るルートをぐるっとたどると一時間以上かかりますが、村木神社から村木砦跡までは歩いても15分ほどなので、…
JR武豊線尾張森岡駅を降りたところにある案内板で村木砦跡を訪問して当時を偲んだ後は次の目的地である飯喰場へと向かいました。はじめてきたこともあってどの道を行けばいいのかもわからず、結局ルートから外れて道に迷いながらも20分程かけてなんとかたど…
愛知県知多郡東浦町にあるJR尾張森岡駅という小さな無人の駅に降り立つとホームからこんもりとした森が見えます。それは八剱神社という神社の寺社林で、そこがかつての村木砦です。戦国時代にはこの砦のすぐそばまで海岸線が迫っており、近くには大浜湊とい…
愛知県知多郡東浦町というところにJR武豊線尾張森岡駅という無人の小さな駅があります。この駅のすぐ近くにあるのが織田信長が戦で初めて鉄砲を使用したという村木砦の戦いの古戦場です。 そのため、この森岡駅の周辺は村木砦の戦いに関する場所が色々あって…