とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

国宝犬山城

2020年9月26日天気は曇り。 湿度も低くちょうど良い陽気なので、犬山城まで原付でツーリングしてきました僕が住む愛知県一宮市からは原付で40分~50分とツーリングにはちょうど良い距離です。木曽川沿いの堤防道路を犬山城に向かって走るともう彼岸花も咲い…

「少年と犬」馳星周(文藝春秋)

2020年7月に発表された第163回直木賞受賞作です。東日本大震災で被災した犬と傷つき悩む人びととの感動ストーリーです。岩手県で被災し飼い主とはぐれた犬が何故か西へ西へと長い旅に出て、その途中で出会った心の傷や悩みを持つ人たちに安らぎをあたえてく…

「ジヴェルニーの食卓」原田マハ(集英社文庫)読了

フランス印象派絵画の巨匠アンリ・マティス、エドガー・ドガ、ポール・セザンヌ、クロード・モネの四人をテーマにした短編集です。とはいっても、それぞれの物語を四人の巨匠の視点からではなく、彼らと深く関わった人から見た巨匠達の姿が描かれています。…

映画鑑賞 「シライサン」安達寛高(乙一)監督

先日読んだホラー小説の「シライサン」乙一(角川文庫)が映画化されていると知り、早速DVDを借りてきて観賞しました。やはり映像化すると怖さは小説を読んでいるときとは比較になりませんでしたチリンと鈴の音がしたあとに遠くの暗闇にしゃがんでいたシライサ…

「三体Ⅱ黒暗森林」劉慈欣(早川書房)

前作で、地球人類をはるかに凌駕した科学力を持つ三体人が1000隻の大艦隊を率いて人類を殲滅させるために400年後の地球に襲来することが判明した。三体人のある策略によって基礎物理学の発展を妨げられ、科学の進歩が進まない地球で人類はどう対抗していくの…

映画鑑賞 「孤狼の血」白石和彌監督 東映

最近読んだ小説「孤狼の血」柚月裕子(角川文庫)の映画DVDを観賞しました。映画「孤狼の血」は2018年東映から配給された白石和彌監督の作品です。第42回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞しました。昭和から平成に代わる頃の広島県を舞台に暴力団同士の激しい…

名古屋城の新名所 金シャチ横丁

名古屋城の豪華絢爛な本丸御殿を堪能した後は名古屋城正門を出てすぐのところにある金シャチ横丁(直義ゾーン)へ行ってきました。ここは名古屋めしの老舗が12店舗も並んだエリアで、ひつまぶしや名古屋コーチン、きしめんなど、名古屋を代表する料理がよりど…

豪華絢爛 名古屋城本丸御殿

台風10号の影響がまだ残っているのか、スッキリしない空模様の下名古屋城に行ってきました。名古屋城に行くには名古屋駅からだと地下鉄桜通線で丸の内駅まで行って、そこから鶴舞線に乗り換えて浅間町駅で降りるのが一番近いです。近いとは言ってもそこから…

映画「いなくなれ、群青」を観賞

小説「いなくなれ、群青」河野裕(新潮文庫)がとても印象的な作品だったのですが、映画化されていることを知り、DVDを借りてきて観賞しました。原作では小学2年生の少年相原大地が映画では中学生の少女豊川になっていたり多少の違いはあったけれど、小説で読…

「ホワイトラビット」伊坂幸太郎(新潮文庫)

人気作家の伊坂幸太郎さんの作品はこれまでも「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」など何冊か読んできたのですがしばらく遠ざかっていました。でも今回、新潮文庫の100選のなかに含まれているのを見つけて久しぶりに読んでみたくなりました。そんなに多…

2020年8月に読んだ本の集計

雨が多くて岐阜県下呂温泉では豪雨災害も起こるなど、なかなか梅雨が明けなかった7月から一転して、8月の愛知県は35度どころか連日38度を超えるような猛暑が続いています。 そんな中8月前半はあまり読書が進まず読破する本の冊数も伸び悩みましたがなんとか8…