とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「教養として学んでおきたい落語」堀井憲一郎(マイナビ新書)

最近YouTubeでよく落語を聴いているので、落語の事をもっと知りたいと思い、本屋で手頃な本はないかと探したところ、この本を見付けたので買いました。著者の堀井憲一郎さんは子供の頃から落語に親しんでいて高校生の時には落語研究会に所属し、フリーライタ…

「しないことリスト」Pha(だいわ文庫)読了。

書店で平積みされていたこの本のタイトルに興味を惹かれて手にとってしまいました。 シンプルなデザインと、200ページ程の手頃な厚さ、力まずに肩の力を抜いて読めそうな気がしました。 書店に行くと自己啓発、ダイエット、成功ノウハウ等の情報が書かれた本…

「日本近代文学入門」堀啓子(中公新書)

本屋に行くと、中公新書の古めかしい(個人的見解)デザインが好きで、いつも棚をウットリと眺めてしまうのですが、その中でも平積みされていたこの本のタイトルに興味を惹かれて買ってみました。 新書の中では280ページと少し厚手で、価格も900円と少し高めな…

「東大教授が考えるあたらしいあたらしい教養」藤垣祐子、柳川範之(幻冬舎新書)

現役の東大教授が考える教養と、これからの時代に求められる人材について語っているの本です。 あたらしい教養というタイトルと黄色くて明るい本のデザインに惹かれて手にとってしまいました。 ページ数は170ページ程と手軽な感じです。 中身も、東大教授だ…

「読書する人だけがたどり着ける場所」齋藤孝(SB新書)読了。

テレビでもお馴染みの有名な、教育学者で作家の齋藤孝氏による新書です。 「読書が人生の深みをつくる」との前提のもと、読書の効能を熱く語っています。 本離れ活字離れが叫ばれて久しいですがスマホが普及したことによって更に拍車がかかり、自分の周辺でも…

「転落」松下麻理緒(角川文庫)読了。

女性ミステリー作家、松下麻理緒の小説です。東京女子大学心理学科同期卒業の福岡県出身と東京都出身の同じ名義の二人による共同執筆とのこと。 32年前に大学の劇団の合宿中に水死した娘、愛理の死に当時の恋人だった相良が関係しているのではと疑う母の理津…

「明智光秀~真の天下太平を願った武将~」嶋津義忠(PHP文庫)

明智光秀の生涯を描いた歴史小説です。 いろんな小説に登場し様々な描かれ方をされている超有名人ですが、この作品の中に描かれている光秀は非の打ち所がない素晴らしい人物です。 妻や領民、家臣を慈しみ、天下太平の世の実現のために足利義昭や織田信長に…