書店で平積みされていたこの本のタイトルに興味を惹かれて手にとってしまいました。
シンプルなデザインと、200ページ程の手頃な厚さ、力まずに肩の力を抜いて読めそうな気がしました。
書店に行くと自己啓発、ダイエット、成功ノウハウ等の情報が書かれた本が所狭しと並べられ、こんなことをすればいい、あんなことをすれば成功する、といったやることリストが沢山列挙されています。
自分もそんなノウハウ本を何十冊も買ってはやることリストを作り、日々の計画を立てて努力しようとしてきましたが、モチベーションに長くても数ヵ月しか続かず、途中で挫折してしばらく無気力状態に陥って何もやる気が起きず、そんな自分に自己嫌悪するという繰り返しです。
世の中はテレビやインターネット等の情報が溢れていています。資本主義社会で消費者にお金を使わせる手段として不安を煽っているのだということです。
「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくていいこと」だとこの本にはかかれています。
情報に踊らされないためには、自分なりの価値観を持つこと、他人や世間のペースに惑わされることなく自分のペースを把握する事の2つが大切だということです。
自分もこれらの事を意識して本当に必要なことを見極める能力を身に付けたいと思いました。