2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
前田利家の戦歴を調べてみました とはいえ本によってもまちまちで、全く触れられていない戦もあったりして、どれが正しいのか、正確かどうかわからないのですが、何冊かを寄せ集めてみると30回以上の戦に参加しているようです。 一連の戦いをもっと細かく分…
前田利家は豊臣政権のナンバー2として政権内で大きな影響力、政治力を持っていました。 豊臣秀吉からは嫡男の秀頼の守役を任命されるほど信頼され、加藤清正や蒲生氏郷、細川忠興といった若手の武将たちからは尊敬されていました。 こうしたことから当時豊…
自分は石川県出身ということもあって、戦国武将の中では前田利家が一番好きです。 前田利家は織田信長や豊臣秀吉から信頼され、その武勇や戦歴に加えて人柄や人望で徳川家康にも対抗出来る人物として多くの武将たちから尊敬されて一目置かれる程の武将でした…
大河ドラマなどを観て世の中に流布している、戦国時代の大誤解を指摘して、実際はどうだったのかを検証している本です。 この本は大河ドラマなどを観て戦国時代に興味を持って、もっと深く知りたいと思った人におすすめです。 作者の鈴木眞哉さんは「歴史の常…
織田信長、井伊直政、伊達政宗といった有名な戦国武将のエピソードを初心者むけにわかりやすく解説したいい本です。 作者の房野史典さんは戦国武将好きのお笑い芸人で、歴史に関するネタもやっているとのことです。一度見てみたい 文章もお笑い芸人だけあっ…
歴史の中で敗者となった戦国武将たちの敗因を考察した本です。 と言っても戦の戦術の話ではなくて、政治力の話。 政治力とは人を動かす力です。 この本に登場する武将たちがなぜ自分が思う方向に人々を動かすことが出来なかったのか。その原因を探っていきま…
「臆病者の目には、常に敵が大軍に見える」 桶狭間の戦いで25000人以上という今川義元の軍勢を2000~3000ほどの軍勢で破った織田信長の言葉だけに重みがあります。 はじめから出来ないと諦めるのではなく、どうすれば出来るか考えに考えてしっかりと戦略をたて…
愛知県一宮市の国道22号線から少し入った住宅地の中に浅野長政や後の北政所おねが子供の頃を過ごしたという浅野公園があります。 ここはかつて浅野長政の養父の浅野長勝が築いた浅野城があって、長勝に子供がなくて養子となった長政がやって来たとのことです…
自分は戦国時代が大好きで、これまでも数々の城跡だったり古戦場なんかを訪れたりしていました。 でも、書店でたまたまこの本を見つけたときに戦国武将のお墓って何処にあるのかあまり考えたことが無かったなと思い、買って読んでみました。 読んでみて目か…
まず、大きな謎があり伏線やヒントがあちこちに散りばめられていて歴史小説というよりは、ミステリー小説として興味深くて面白かったです。 この作品では大きな謎が2つ出てきます。 また、作品のそこかしこにヒントや伏線が散りばめられていて、早く謎の真…
織田信長の父である織田信秀が築城し、信長と織田信勝兄弟の抗争の舞台となった末森城は現在、大都会のビルやマンションのなかに緑を残して人々の憩いの場となっています。 末森城は天文16年~17年(1547~1548)にかけて現在の名古屋市千種区に三河の松平、駿…
弘治2年(1556年)8月、織田信長とその弟の織田信勝の軍勢が激突した稲生の戦い。 その古戦場は今は小さな祠と立て看板でかろうじて当時を偲ぶことが出来ます。 1700の織田信勝の軍勢に対して半分以下の700という軍勢で敵を撃破した織田信長軍。 敵の有力武将…
現在は住宅街となっている、乗用車一台がなんとか通れるような狭い道路の先にそれはありました。 弘治2年(1556)、弟の織田信勝の謀反を察知した織田信長が清洲城守備の要として築いた砦です。 織田家の重臣である林通勝・通具兄弟や柴田勝家が率いる信勝軍17…
「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」 いつ、どこで、どんな状況で、誰に言ったのか、どこの書物からの出典なのかもわかりませんが、織田信長の名言の一つとして有名な言葉です。 織田信長は幸若舞の「敦盛」の人間50年~と唄いながら舞うシーンがドラマで…
今まで数々の豊臣秀吉を主人公にした小説読んできましたが、トップクラスで情けない秀吉❗ 読んでてイライラしました❗ こんな人にお薦めです。・歴史小説が好き ・木下藤吉郎時代の秀吉が知りたい ・主人公の成長ドラマが好き 著者の矢野隆さんは2007年に「臥…
現在の愛知県西部、稲沢市と愛西市にまたがる日光川と三宅川に挟まれた三角州のなかに、織田信長が誕生したと言われる勝幡城はありました。 勝幡城は永正年間(1504~1521)に織田信長の祖父である織田信定(信貞?)が大商業地である津島を支配するための重要な…
450年以上前に若き日の織田信長が庶民たちと踊ってバカ騒ぎしたり、天王祭を見物した津島湊は一年中花が咲き誇る公園になっていました❗ 「嵐を呼ぶ男!NOBUNAGA」杉山大二郎(徳間書店)を読んで印象的なシーンだったのが第2章の冒頭で描かれている津島天王祭の…
ブログで紹介した「嵐を呼ぶ男NOBUNAGA」という作品の中に生駒氏の娘で類(るい)という魅力的な女性が登場します。 男まさりの激しい気性で信長をうつけと呼び、口汚く罵ったりするけど実は信長に惚れていて、物語の後半では生死もわからず行方不明になってしま…
これはワンピースの戦国時代版だ。 「戦国王にオレはなる❗」なんて台詞は出てこないけれど、読み進めていくうちにどんどんそんな気がしてきました。 または昔読んだビーバップハイスクールか、ろくでなしブルースのような不良少年が主人公のマンガ。 とにかく…