とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「自然保護学入門~ひとと自然をつなぐ~」筑波大学自然保護寄附講座編(筑波大学出版会)

これは、素晴らしい自然を未来の子供達に残すために必要不可欠な知識がつまった本だと思いました。現代は広大な熱帯雨林、温帯や寒帯の森林が伐採されたり、干潟や珊瑚礁が破壊されたりと貴重な生物の生息地がどんどん縮小しています。人類がこれからも持続…

名古屋みなと蔦屋書店

名古屋市港区にある、ららぽーと名古屋みなとアクルスに隣接する白くてお洒落な書店、名古屋みなと蔦屋書店に行ってきました。建物の中には書店以外にも雑貨、アクセサリーのショップやスターバックス等複数のカフェも入っていてとてもお洒落です。 2階はら…

「環境社会学」舩橋晴俊(弘文堂)読了。

環境社会学という学問があることを今回初めて知りました。公害問題から地球温暖化などのグローバルな地球環境問題について考える学問です。自然保護や生物多様性といった明らかに環境問題だとわかるものもあれば、労災や職業病、農業と食料の問題みたいな一…

「暗幕のゲルニカ」原田マハ(新潮文庫)読了。

あらためて戦争、反戦について考えさせられました。スペインの都市ゲルニカをナチスドイツ軍が空爆したことに憤り、「ゲルニカ」を画いたピカソと、アメリカ同時多発テロで夫を亡くした、主人公でニューヨーク近代美術館のキュレータ八神瑶子。二人の反戦への…

「妻に捧げた1778話」眉村卓(新潮新書)読了。

長年連れ添った妻が癌に犯され、5年生存確率ゼロと告げられた作家である夫が、1日1話ずつのショートショートストーリーを綴った物語です。高校時代に知り合って結婚し、戦後の激動の時代を共に生きてきた妻のために書いたその想いはどんなものだったのか、エ…

「レギオニス信長の天運」仁木英之(中公文庫)読了。

織田信長の第一の家臣とも言える戦国武将、柴田勝家が主人公の作品です。信長の弟である信勝に味方して、織田信長に敵対した過去があるためになかなか信頼されず、不遇の時を過ごしていましたが、再び信頼を勝ち取るために奮闘するシリーズ第2段です。戦国時…

MARUZEN名古屋本店

名古屋市の栄にあるMARUZEN名古屋本店に行きました。 蔵書数120万冊を誇る東海地区最大規模の書店です。地元の人に聞いた話によると、この本屋に置いてない本は他の本屋にも置いてないと言われているほどなんだとか。地下1階から始まって地上7階まで、2階の…

TSUTAYA春日井店

愛知県春日井市にあるTSUTAYA春日井店に行きました 昔の日本家屋の茶屋様式に見られる格子戸のようなデザインがとてもお洒落な外観で、それだけで新しい本との出会いが予感されてとってもワクワクします1階は雑誌や文具雑貨、児童書等のコーナーがあります…

「危険領域―所轄魂―」笹本稜平(徳間文庫)読了。

所轄のノンキャリアでベテランの刑事と高い志を持つキャリアの警察官僚である息子のコンビが捜査方針をめぐってぶつかったりしながらも協力して現職の大臣や総理を含めた政治の中枢の犯罪を暴くという危険領域に迫るストーリーです。 500ページを超える大作…