とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

細かすぎて伝わらない城 馬寄城

細かすぎて伝わらない城なので、いつ、だれが、何のために築城したのかは定かではありません。 織田信長に仕えた武藤弥兵衛という武将の居城だったとされています。 信長が越前を平定したときに敦賀郡代に任ぜられて敦賀に移ったとのこと。 それでこの城が廃…

細かすぎて伝わらない城 野府城

いつ、だれが、何の目的でここに城を築いたのかは伝わっていないようですが、明応年間(1492~1500)には既に存在していたようです。 現在は小学校になっていて遺構も残っていない城ですが、当時は規模が大きく、二重の堀に囲まれていたとのこと。 付近には…

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉ 3(原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

傍若無人な振る舞いで家臣たちの恨みを買い、何度タイムリープで人生をやり直しても結局誰かに本能寺の変で討たれてしまうという織田信長を主人公にしたギャグマンガの第3巻です。 第2巻で明智光秀が戦国武将の盟主として君臨する世界にタイムリープしてしま…

戦国武将前田利家の重臣 奥村永福(おくむらながとみ)の生誕地

僕が大好きな戦国武将、前田利家の重臣、奥村永福の生誕地が、自分が住む一宮市にあるということを最近知ったので行ってみました。 奥村永福は加賀100万石の礎を築いた戦国武将、前田利家の重臣で、利家の父の利春の時から前田家に仕え、利家の兄である利久…

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉2 (原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

タイムリープを繰り返し、その度に傍若無人な振る舞いによって家臣からの恨みを買い、最後は本能寺で討伐されるという人生を繰り返してしまった1巻とは打って変わって、なぜか明智光秀が戦国武将たちの盟主として君臨する世界にタイムリープした織田信長が、…

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが⁉ (原作)井出圭亮 (漫画)藤本ケンシ 講談社

久しぶりに漫画を読みたいと思い、戦国時代を舞台にした漫画はないものかと探していたら平積みされているこの漫画を見つけたので購入しました。 最近巷に吐いて捨てるほどある異世界転生ものの亜種の作品のようですが、織田信長が主人公で、戦国時代が舞台の…

戦国武将 前野長康ゆかりの地 前野屋敷跡

愛知県大口町にある堀尾跡公園から北へ車でわずか5分ほどの距離、江南市前野町というところに戦国武将前野長康ゆかりの地、前野屋敷跡があります。 前野長康は豊臣秀吉の最古参の家臣の一人で、まだ秀吉が木下藤吉郎と名乗っていたころから共に行動していた…

戦国武将 堀尾吉晴生誕地 御供所城

国宝松江城を築城した戦国武将堀尾吉晴の生涯を描いた小説「戦国はるかなれど」を読んで彼に興味を持ったので、自宅から比較的に近いゆかりの地を巡ってきました。 愛知県大口町にある八剱社一帯は、戦国時代には御供所城(ごごしょじょう)というお城があっ…

戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 中村彰彦 光文社時代小説文庫

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人に仕え、武勇だけではなく、敵方との難しい交渉を成立させて秀吉や家康から絶大な信頼を勝ち取った戦国時代のタフ・ネゴシエーター堀尾吉晴の生涯を描いた小説の下巻です。 堀尾吉晴はそれほどメジャーな戦国…

細かすぎて伝わらない城 割田城

愛知県一宮市の北部に位置する木曾川町。 山内一豊の生誕地とされる一宮市の史跡黒田城跡から車で西に5分ほどのところに木曾川町外割田城跡という住所があり、そこにはかつて、割田城という城があったらしいです。 今は児童公園となっているその場所は地名以…

山内一豊の生誕地 黒田城

愛知県一宮市北部に位置する木曾川町にある黒田城跡に行きました。このあたりの住所は黒田字古城となっていて、まさにかつてここにお城があったということを物語っています。 ここは土佐24万石の初代藩主となり、司馬遼太郎の小説「功名が辻」で有名な山内一…

新史太閤記(上)(下) 司馬遼太郎 新潮文庫

歴史小説の巨星、司馬遼太郎が描く、とにかく明るい豊臣秀吉です。 派手な演出、パフォーマンス、サプライズ、が大好きで、人を喜ばせるにはどうすればいいか、そればかり考えて、人たらしの天才とまで呼ばれるようになり、ついには天下を統一してしまった男…