全国での新型コロナウイルス新規感染者が2000人を超える日が出てきて、日に日に重症患者や死者の数も増えてきています。
それでも国はGo Toキャンペーンを止めようとせず、中途半端に小出しで自粛や規制の処置を行っています。
昨日も菅総理と小池東京都知事が会談して高齢者と基礎疾患がある人にはGo Toキャンペーンへの自粛を呼びかけることで合意したとの報道がありましたが全く中途半端だと思いました。
そんなことをしても症状が軽かったり出なかったりする若者を介して感染が拡がっていくのだから例外なしで徹底的にやらないと感染は拡大するばかりだと思います。
そう思っていたら今日Twitterで「Go To 読書をやってくれ」という呟きを見つけました。
この意見は本当にいいと思う。
Go ToトラベルやGo Toイートはどうしても複数で出歩いて楽しみたくなるから感染拡大のリスクが伴うけれど、読書なら一人でも楽しめるし(むしろ一人の方が楽しめる)家にこもるから感染拡大のリスクが小さい。
国民にとっても勉強したり本に親しむいい機会になって、潜在的ポテンシャルが上がると思うんですけど。
縮小を続ける出版界や作家さんへの応援にもなるし。
良いことずくめなのに何で国からそういう声が上がらないのか不思議でしょうがないです。
僕の周りでも本屋さんがつぶれたり売場の規模を縮小させたりということがどんどん起きて、去年から今年にかけてもお気に入りの本屋さんが3軒も無くなってしまいました。
巣籠もり需要が増えて関連する企業は売上が増加したと聞きましたが、出版業界はどうなんでしょうか?
このコロナウイルス感染拡大がせめて出版界が活性化するきっかけになってくれればいいなと思います。