東野圭吾の小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川文庫)を読んだら映画も観たくなったので、さっそく近所のGEOに行ってDVDを借りてきて観賞しました。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は廣木隆一監督作品で、2017年9月23日から公開されました。
主演はHey!Say!JUMMPのメンバー山田涼介で、他にも西田敏行、尾野真千子など豪華俳優陣が出演しています。
原作は1970年代後期から80年代初頭の過去と30年後の現代を手紙で繋ぐ感涙のファンタジー小説です。
映画では物語の構成やストーリーに多少原作と異なるところはありましたが大きな違いはありませんでした。
小説では表現しきれない店や商店街の風景、物語の重要なポイントの「REBORUN」という歌など作品の奥行きを感じることができてとても良かったです。
ただ、手紙のやり取りや登場人物たちのバックボーンなどがあまり語られていなくて、原作を読まないとなかなか伝わりにくいのではと感じるところもありました。
それでも山田涼介の迫真の演技や、原作とは違うラストシーンなど見所も沢山あって見応えがありました❗
特に僕が印象に残っているのは門脇麦が演じる天才歌手のセリが想いを込めて「REBORN」という歌を歌うところで、そのシーンは込み上げてくるものがありました。
原作を読んだら是非映画も観てほしいと思います。