深い愛情が狂気へと変貌していく恐怖を描いたホラー小説です。
謎の伏線もあり、ミステリー的な要素を絡めて進んでいくストーリーは面白く、怖いながらも早く先を読みたいという気持ちになります。
ホラーといえば大抵一人の幽霊に呪われるストーリーですが、この小説の恐ろしいところは第一弾、二弾と段階をへてどんどん幽霊が強力になっていくところです。
そしてミステリー的な謎が一つずつ解かれていった後に最後に最大の恐怖が姿を表します。ホラー小説なのに、思わず「そういうことなの⁉️」と声に出してしまいました❗
まだ新人の作家さんなので、これからどんな作品を生み出してくれるのか楽しみです。