とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

「世界の美しい透明な生き物」X-Knwledge

これはもう、生物図鑑や生き物の写真集といったカテゴリーに収まるものではありません。ひとつのアート作品集と言っていいと思います。

まさに自然が造り出した芸術作品。
蛾の幼虫、カエル、深海生物といった気持ち悪いイメージが付きまとう生き物たちの中にこんなに美しい種類がいるとは知りませんでした。

中南米熱帯雨林に暮らす、まるでクリスタル製のペンダントのように美しい、ジュエルキャタピラーと呼ばれる蛾の幼虫たち、グラスフロッグと呼ばれる透明なカエル、透明な体に加えて更に美しい光まで放つ深海のイカやクラゲ達。

彼らがなぜ透明な体になったのか、敵の目を逃れるためであったり、逆にえさとなる生き物に気付かれないためであったり。また、透明な体に進化したのか、透明な体の個体が生き残って増えたのまだまだ謎だらけ。

透明なグラスで冷酒を飲みながら美しい透明な生き物たちの姿を眺める時間は至福のひとときでした🎵f:id:kurakkaa:20191101132302j:plain