とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

「美術展の不都合な真実」古賀太(新潮新書)

特に美術に詳しいわけでもありませんが、漠然とした興味があるので年に数回ですが美術展に足を運びます。


僕が住む愛知県一宮市は日本有数の大都市である名古屋市からも近く、大きな美術展を観に行ける機会も多いです🎵


この「美術展の不都合な真実」は国際交流基金朝日新聞社で多くの展覧会の企画に携わってきた著者が美術展の企画から開催されるまでの仕組みを裏事情も含めて詳しく解説しています。


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新聞社やテレビ局の思惑と美術館側の事情と利害が一致し、大きく宣伝した結果、数週間の間に数十万人が訪れる大イベントになるようです。


その仕組みやメリットデメリット、光と影にも触れられていてとても興味深い内容になっています。


この本に書かれていた内容を踏まえた上で美術館に行ってみようと思います✨

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