コロナ禍で愛知県は独自の緊急事態宣言を出し、県をまたいでの外出は控えなくてはならないのに加え、38度を超えるような猛暑で外に出るのも億劫なので、近所の今は石碑しか立っていないような細かい城跡を巡ってみようと思いました。
現在の愛知県一宮市にあった苅安賀城は永禄四年(1561)に近江の浅井氏の庶族とも言われる浅井政貞により築城されたそうです。
小牧長久手の戦いでは織田信雄の家臣の森久三郎が城主となり、信雄、家康連合軍の尾張西部における重要な拠点となったとのことです。
しかし現在では遺構なども全くなく自動車学校や住宅が建ち並ぶ一画に雑草が生え放題のなか、石碑が立つのみです。
解説板等もなく、石碑に彫ってあるのかもしれませんが雑草に隠れて見えませんでした。
夏草や 強者どもが 夢のあと とはまさにこの事か。