とっく~ブログ 

読んだ本の紹介をメインに、小説に出てきた聖地巡礼や、写真など

2019-01-01から1年間の記事一覧

岩倉織田氏の居城岩倉城

愛知県岩倉市にある岩倉城跡に行きました。 今の岩倉城跡は、住宅が立ち並ぶ幹線道路沿いに、注意してないと気がつかずに通りすぎそうなくらい目立たないです。 遺構のようなものもなく、石碑やちょっとした解説板があるだけです。 岩倉織田氏と戦った浮野の…

「戦国おもしろ読本-武将の謎▪逸話▪真実」桑田忠親(廣済堂文庫)を読了。

30年以上前に出版された本なので、今では否定されている、北条早雲が伊勢の土豪出身だとか、斎藤道三が一介の油売から登り詰めたという説も語られています。 しかし、他の本ではあまり語られないような、戦国武将達の埋蔵金伝説や、武田信玄や織田信長の初体…

清洲城天守閣にのぼりました❗

前田利家の足跡を求めて、織田信長の天下統一への出発点と言われる清洲城に行きました。 結論から言うと、利家に関する展示物は経歴を紹介したパネルと大河ドラマ「利家とまつ」で織田信長を演じた反町隆史が着た衣装が展示されているだけでした。しかし、利家…

れきしるこまき(小牧山城史跡情報館)

今年4月25日に小牧山城史跡公園内にオープンしたばかりのれきしるこまき(小牧山城史跡情報館)に行ってきました❗ 大規模な博物館のような展示規模ではありませんが、城郭や当時の町の様子を美しい映像やプロジェクションマッピング使って見ることが出来る…

堀尾吉春が主人公の小説、「戦国はるかなれど」を読了。

「戦国はるかなれど」中村彰彦(光文社文庫)を読了しました。 松江城を築城した戦国武将、堀尾吉春の生涯を描く、上巻だけで700ページを超える大作です。 この上巻は、清洲織田家の家臣だったが浮野の戦いや清洲城の攻防戦で敗れて浪人となるも、木下藤吉郎と出…

戦国武将、前田利家と織田信長

前田利家の魅力の一つに織田信長、豊臣秀吉、徳川家康いわゆる戦国時代三英傑と言われる武将達と大きく関わっていることがあると思います。 特に信長とは、うつけと呼ばれた若い頃から付き従い、一説には男色の仲だったとも。 長じてからは赤母衣衆として側…

戦国武将、前田利家の実直で誠実な人柄

前田利家の魅力の一つに実直で誠実な人柄であったということがあります。見た目も貧相で、低い身分の出身だった木下藤吉郎(豊臣秀吉)と対等に接して友情を育んだとか、浅野長政や蒲生氏郷のピンチを救ったりとかたくさんあっていっぺんには紹介できません。…

前田利家が初陣した萱津の戦い(海津の戦い)の石碑

愛知県あま市にある萱津の戦い(海津の戦い)古戦場に行ってきました。萱津の戦いは前田利家が初陣を飾った戦いですが、現在は会社や住宅が建ち並ぶ一画にある防災倉庫の敷地内にひっそりと石碑が立っているだけで、他に当時を偲ぶようなものは無さそうです。 …

図解雑学前田利家(小和田哲男=監修)を読了しました❗

この本では戦国武将、前田利家の生涯について図や絵を交えて5章に分けて解りやすく解説されています。 第一章は利家の武将としてのキャリア第二章は利家の人となり第三章は利家とまつの日常生活第四章は利家参戦記第五章は利家にまつわる人間関係どの章にも…

戦国武将、前田利家の生誕の地荒子城跡を散策

名古屋市中川区荒子にある、前田利家生誕の地と言われる荒子城跡に行ってきました(前田城誕生説あり)。 入口の立て札によると、荒子城は天文年間(1532~55)に前田利家の父である前田利昌が築城したと伝わっています。その後、利家の長兄の利久、次に利家が城…

戦国武将、前田利家所縁の寺荒子観音寺

前田利家生誕の地と言われる荒子城跡の近くに荒子観音寺が在ります。 利家が生まれる前から建っている多宝塔は1536年に再建されたもので、名古屋市内最古の建築物です。 1575年に越前府中城主なり荒子城から移る時に本堂を再建したと伝わっています。 自分は…

戦国武将前田利家生誕の地、名古屋市中川区荒子周辺を散策

加賀百万石の礎を築いた戦国武将、前田利家生誕の地、名古屋市中川区荒子に行きました。名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の荒子駅には前田利家初陣の銅像が建っています。下の方にはまだ幼い妻のまつが百合の花をもって見送る姿も見られます。